アラビアのロレンス (1962) : Lawrence of Arabia

『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)は、1962年のイギリス映画。歴史映画。デヴィッド・リーン監督、ピーター・オトゥール主演。上映時間は227分。

実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争(アラブ反乱)を描いた歴史映画であり、戦争映画である。日本での公開は1963年12月。

監督:デヴィッド・リーン
出演:ピーター・オトゥール、アレック・ギネス

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Lawrence of Arabia (1962) / アラビアのロレンスのあらすじ

イギリスの片田舎が映し出され、男がオートバイに跨り、スピードを出して走り始める。1935年5月13日、オートバイで走行中の男は自転車を避けようとして道路を外れ転倒し、あっけなく死亡する。新聞記者が故人について参列者に尋ねると、「素晴らしい業績をあげたがよく知らない」、「英雄だが自己顕示欲にまみれた男」、「彼ほど偉大な人物は居ない」と評価は相半ばしていた。

1916年10月、イギリス陸軍エジプト基地勤務の地図作成課少尉のロレンス(ピーター・オトゥール)は、風変わりな男として知られていた。アラビア語やアラブ文化に詳しいことから、オスマン帝国からの独立闘争を指揮するマッカのシャリーフであるスンナ派のハーシム家のファイサル(アレック・ギネス)と会見してイギリスへの協力を取り付ける工作任務を受けることになる。

ロレンスが、ヤンブーにあるアラブ人の基地に到着すると、基地はオスマン帝国軍の襲撃を受けており、ファイサルが懸命に指揮するもののアラブ人は全く反撃できなかった。ファイサルと面会したロレンスは、独立闘争への協力を約束する。ロレンスはヤンブー・マディーナとタブークの中間にある紅海北部の海岸の町アル・ワジュからアラブ人の勇者50人を率いてネフド砂漠を渡り、オスマン帝国軍が占拠する港湾都市アカバを内陸から攻撃する電撃作戦を立てた。アカバの砲台はアカバ湾(紅海)に向いており、内陸からの攻撃には無防備だった。

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